10月15日放送 #75 黒田原
10/15放送 #75
テーマ: 黒田原
案内人:髙久久二さん(郷土史研究家)
○今回の発見!
・黒田原駅は、明治24年開業、大正9年に移動した
・開業当時の東北本線は、日本鉄道株式会社という民間企業の運営だった。
・日清戦争の際、仙台から広島に軍人と軍馬を輸送した際、9日間を要した。そのため、有事に対応できないという軍部の要請で鉄道が国営化され、路線と駅が移動された。
・現在の路線ができて100年目の年(2020年)
・黒田原は山田顕義・荻昌吉により開拓された土地 御用邸誘致の計画があったが、議会で否決された
・黒田原温泉が存在した 那須の大丸温泉から17キロ源泉を引き湯していた
・黒田原駅周辺は、黒羽藩領の秣(まぐさ)刈り場 馬の飼料を作っていた場所だった また、狐狸の巣窟と言われる自然豊かな原野だった
・大正期には、黒田原と那須湯本を結ぶ鉄道建設の予定があった。着工までいっていた 幻の那須電気鉄道となった 関東大震災や恐慌により中止となった
・暗渠(鉄道の下を通る水路)にかかる明治の橋が今もそのまま残っている
・明治期に鉄道の橋台はレンガ造りが多い
・豊原駅は、樺太・台湾にもあり、郵便や貨物便で度々間違いが起こっていた。そのため、はっきり区分するため下野豊原駅と呼ばれていた時代があった
・かつての豊原駅は、一山超えるとすぐ白河。東北と関東の堺
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