7月2日放送 #61 黄ぶな
7/2放送 #61
テーマ: 黄ぶな
案内人:藤本由利子さん(うつのみやシティガイド協会 理事長)
○今回の発見!
・黄ぶなは、かつて宇都宮に天然痘(と推測される)が流行した際、黄色のふなを食べたら病気が治ったという言い伝えがある。
・黄色のふなはなかなか釣れない。そのため、お守りとして黄ぶなを飾るようになったのが始まりとされ、今では無病息災のお守りとなっている。
・黄ぶなとふくべ細工(夕顔の実を使ったお面)両方の伝統工芸士は、ふくべ洞の小川昌信さんのみ
・黄ぶなは、農閑期に農家の収入減として作られていた
・黄ぶなの顔が赤い理由は、中国文化が元になっている。中国では、赤色は魔よけ 日本にも継承されていて顔が赤くなった。赤い顔は、厄除け病気除け
・中国では奇数は縁起が良い 黄ぶなの線も奇数
・黄ぶなは年に4日間のみ販売 お正月の3日間と初市のみ
・黄ぶな 色付け体験 1,000円(ふくべ洞 TEL:028(634)7583)要予約
・最近では、ぬいぐるみの黄ぶなをはじめ、多様な黄ぶなグッズがある
・たまき TEL:028(908)1300では、黄ぶなの最中を提供している
・15年前に食器店の店主自ら考案し商品化した黄ぶな最中
・きぶな最中 2個300円 5個600円 10個1,000円
・包装やカードのイラストは店主自ら木版画で彫っている 最中の箱の中には店主作の木版画カードが入っている
・最中餡はつぶ餡とこし餡のミックス 甜菜糖と和三盆を使用し甘さ控えめ
・かつて宇都宮には4つの郷土玩具があった
・店主は10年前に郷土玩具アヤメを復活させた
・江戸時代、アヤメが良く咲くとその年の稲が豊作と言われ、新年に花を模したものを神棚に供えて豊作を祈願した
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