6月18日放送 #59 鬼怒川中流域
6/18放送 #59
テーマ: 鬼怒川中流域
案内人:小竹弘則さん(さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館 館長)
○今回の発見!
・鬼怒川中流域は、世界的にも珍しい 「レキ河原」と呼ばれ、小さい玉石、丸石が一面に広がっている川は、あまりない
・れき河原は、夏には高温になる厳しい環境。この環境に対応した独自に事前が育まれていてとても貴重な動植物がいる場所
・氏家ゆうゆうパークには、貴重な自然の保護区がある
・カワラノギク・カワラバッタなど「カワラ」がつく独特な生物が多い
・シルビアシジミは、鬼怒川中流域で日本で初めて発見された蝶で全国的にも希少な蝶
・うじいえ自然に親しむ会の皆さんが保護区でミヤコグサの保全活動をしている
・ミヤコグサをシルビアシジミの幼虫が食べる。ミヤコグサがないとシルビアシジミはいなくなってしまう
・栃木県内でもシルビアシジミは、鬼怒川流域だけでのみ見つかっている
・水害があったほうが生き残る生き物もいる ミヤコグサもその一種
・シナダレスズメガヤは、昔河原の道路やダムの斜面の土留めに使われた外来種
・シナダレスズメガヤは、大きくなるとミヤコグサを覆ってしまいミヤコグサを枯らしてしまう
・ミヤコグサは、種をまいただけでは発芽しない。大水などで石が動き種の殻がつぶされると水を吸収して発芽する 種が傷つかないと発芽しない特徴がある
・シルビアシジミは、さくら市の天然記念物に指定されている
・トノサマガエルは、関西や北陸に生息、関東に生息しているのは、トウキョウダルマガエル トウキョウダルマガエルも減少している
・日本で初めてシルビアシジミを発見したのはイギリス人の英語教師
・栃木県指定文化財 瀧澤家住宅は、明治天皇も宿泊した場所
・「蔵座敷」と呼ばれる明治の建物が残存 蔵のような外観に望楼が明治天皇をお迎えするために付け足された
・1階の屋根がトタン 明治建造当時のまま残っている 明治時代トタンは国内では生産されておらず輸入品としてとても高価なものだった
・鐵竹堂(てっちくどう)は、当時の豪華な造りを見ることができる
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