12月12日放送 #34 今市と水

12/12放送 #34

テーマ:今市と水

案内人:黒澤 晴美さん(杉並木観光ガイド)

○今回の発見!

・日光杉並木の道路脇を流れる水は、中禅寺湖から流れてきている

・中禅寺湖から流れ出た水は、豊富でミネラルが多く、たくさんの食品系工場で利用されている 湯波や豆腐など

・今市用水円筒分水井は、県内に3つしかない分水井のひとつ。農業用水や水道水など用途ごとに分水している施設

・今市地区は扇状地のため、川は大谷川しかなかった。雨水はすべて地下に染みこみ、水を供給する方法がなかった

・報徳二宮神社(0288-21-0138)には、二宮尊徳翁が祀られている。境内には、二宮尊徳翁の遺体が安置されたとされる墓がある

・二宮尊徳翁が今市に33の用水路を引いた

・二宮尊徳翁のおかげで今市は、稲作をはじめ、水を利用して様々な産業が発展できた

・今市には、U字溝の元祖が残っていた。昭和45年まで約120年使われていた

・「いまいちの水」が市内に5箇所あり、誰でも水を飲める

・いまいちの水は、国の飲料水の基準をはるかにしのぐ数値で無味無臭

・いまいちの水で米、酒、漬物、そば すべてに活用されている

・いまいちの水は、温泉で言うところの源泉掛け流し

・茶そばの店 やぶ定(0288-21-0375)は明治44年創業、茶そばの専門店 もり蕎麦500円

・秋の新そば「日光葵そば」 茹でる水もしめる水もいまいちの水を使っている

・やぶ定では、水を贅沢に使って蕎麦をしめる

・蕎麦の出汁にもいまいちの水を使用している

・日光では、1年中蕎麦を生産していて、四季折々のそばを堪能できる

・日光ろばたづけ(0288-27-1122)は、明治30年に醤油・味噌の醸造元として開業、その後、自家製のもろみ醤油を使いろばたづけを開発した

・漬物は、水洗いがとても重要 そのため、いまいちの豊富な水が不可欠

・工程の中で、塩抜きでは、水洗い以上の水が必要となる そのため、今市が製造に適している

・工場の水は、地下50メートルから汲み上げた地下水を使っている

・醤油作りでは、醗酵に良質な水が不可欠 そのため、今市の良質な水が醗酵に適している

そのため、酒蔵、味噌蔵も多い

・もろみ醤油の糖度は、ジャムと同等

・らっきょうの漬物作りは、2年3ヶ月3日かかる

       
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