1月21日放送 #87 大田原城

1/21放送 #87

テーマ: 大田原城

案内人:山川 千博さん(大田原市文化振興課 学芸員)

○今回の発見!

・大田原城:戦国時代(1540年代)大田原資清により蛇尾川の西岸に築かれた城

・大田原城は、敷地の形から別名「龍城(龍体城)」とも呼ばれていた

・大田原氏は、歴史の転換点でうまく立ち回り、勝つ側についてきた歴史がある

・1590年豊臣秀吉が天下統一するタイミングで大田原城に秀吉を2泊させている

・1600年 会津の上杉景勝と徳川家康の戦いの最前線基地として使われる

・水源が乏しかった大田原城下では、雨が降ると飴を備えるアメ地蔵があるほど

・湧水点の遺構が地元の方々の努力で現在も残されている

・片岡屋(0287-22-2138)は、奥州街道沿いで江戸時代から続く老舗

・江戸時代には、大田原宿だけで250軒の店・宿が並んでいたと言われている

・かつては、宇都宮より飲み屋が多かった

・芸者も多く芸者学校があったほど

・100年前の地図にも片岡屋の記載がある

・城跡では、現在も残る虎口で防御構造を確認できる

・大田原城は、太平洋戦争でも活用され、防空監視哨が設置されていた

・井戸跡が発見された 井戸から城の構造を考察できる

・大田原氏の菩提寺「大田山 光真寺」の門は、かつて大田原城の城門だったもの

・光真寺には、大田原氏の墓所がある

・奥州街道を直進してきた場合、大田原城江戸堀跡に入ってしまい、攻城できない構造

       
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