4月23日放送 #52 川崎城

テーマ: 川崎城

案内人:津野田 陽介さん(矢板市教育委員会 学芸員)

○今回の発見!

・矢板市のマスコットキャラクター「ともなりくん」は、川崎城を築城したとされている「塩谷朝業」がモデル

・塩谷朝業(平安時代末期~鎌倉時代初期)武士・御家人・歌人宇都宮氏の生まれで塩谷氏の養子になった 元々は、鎌倉将軍源実朝に和歌を教えていた人物

・川崎城は山城で断崖絶壁を活用して築城されている

・川崎城跡は、東北自動車道のすぐ脇

・東北自動車道を作るときに発掘調査が行われ、井戸など多くの痕跡が見つかっている

・川崎城は、宇都宮氏に付き、那須氏と宇都宮氏の戦いの最前線拠点だった

・川崎城は、塩谷朝業築城とされているが、出土品と時代が合わない部分がある そのため、さらなる調査発掘が期待されている

・塩谷朝業が養子に来た時 最初に住んだ城が「御前原城」とされている

・御前原城の出土品も塩谷朝業が養子に来た時代と合わない部分があり今後の調査が待たれる

・国道4号線が当初の計画では、御前原城を突っ切る予定だった しかし、市民の要望により国道が少し東にずれた

・沢観音寺の裏山に沢村城跡になっている

・沢村城は、那須与一の兄 満隆が築城したと言われている

・沢観音寺の木造千手観音坐像は鎌倉時代に製作されたと言われている

・本堂の木造阿弥陀如来坐像は、江戸時代に製作されたと言われる 国内でも珍しい紅頗梨色(ぐはりいろ)の仏像

・那須与一の兄朝隆の墓と言い伝えられる場所が田園の真ん中に残されている

・伝説の城「稗田城」が那須与一の兄朝隆の墓近くにあったとされている そのため、お墓がこの地に作られたと言われている

       
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