6月13日放送 #10 益子焼

6/13放送 #10
テーマ:益子焼
案内人:関教寿さん(株式会社つかもと)

○今回の発見!
・「益子焼」の定義=益子で作られたもの
・群馬県横川の峠の釜めし用の釜(器)は益子焼
・つかもとの敷地は、東京ドーム3個分
・益子焼は、江戸時代に始まった。もともと生活用品だった。
・益子焼は、もともと「半農半陶」 冬に陶器を作っていた。
・益子で焼き物が発展した理由は、陶器に適した土があったこと以外に釉薬や薪などの材料が揃っていたから。
・益子焼が生活陶器から美術品としての価値を得たのは、「民藝運動」
・民藝運動とは、日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美は生活の中にあると提唱した生活文化運動
・民藝運動では、「用の美」(使ってこそ美しい)という言葉も生まれた
・「ヌカ」と呼ばれる釉薬は、米ぬかを主原料にしていて、緑色をしているが焼くと白になる
・焼き上げて釜から出した陶器は、冷めながら音を出す。貫入が起こる際の音。
・貫入は釉と素地の収縮率の差により、焼成後の冷却時に生じた釉のひび模様のことで、割れる時のひびや傷とは異なる。
・益子の土と町の雰囲気は、焼き物の本場佐賀県から見ても独特で魅力的
・陶芸体験では、小学生も受け入れている
・ロクロ体験で作った粘土は、焼くと小さくなる
・最新の益子焼では、ポップな色合いやおしゃれなデザインも取り込み、若い人向けの商品も多い。
・カラフルな台所陶器にも挑戦していて、お一人様用の調理器具も開発している

       
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