5月16日放送 #7 呉市御手洗

場所:呉市御手洗
案内人:石田雅恵さん(豊町観光協会)

○今回の発見!
・クレイトンベイホテルは、ミシュラン三ツ星ホテル
・呉市御手洗は、風待ち・潮待ちの場所として、江戸時代から昭和初期に掛けて栄えた港町であり、歓楽街
・平成6年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された
・今も残る町屋は、参勤交代の大名行列を2階から覗かないように2階部分が物置になっている
・「御手洗」の地名の由来は、九州に流された菅原道真が天満宮の井戸で手を洗ったことからきている
・日本初の自転車による世界一周を成し遂げた「中村春吉」氏の出身地が御手洗
・御手洗の由来となった「菅公手洗いの井戸」が今も残る
・神様の下を通ることができる「可能門」は、願い事を唱えながら振返らずにくぐると願いが叶うと言われている
・幕末の「御手洗条約」(薩摩・長州・広島の三藩による倒幕同盟が秘密裏に結ばれた)が締結された金子邸
・金子邸には、坂本龍馬、高杉晋作、吉田松陰など当時の中心的人物が多く訪れていた
・坂本龍馬がストレスを発散した遊郭があった
・日本で一番古い時計店「新光時計店」が営業中。明治前後から時計店を始めた。
・新光時計店の建物は、大正時代のもの
・時計職人は、窓際族。太陽光を利用して時計作り・修理を行った
・日本の時計店は、南向きで太陽光が多く入る部屋を仕事場にしていた。
・新光時計店が営業を始めた明治初期は、現在の60進法の時間に変わったばかり。その頃に最先端の時計を扱う店ができたということは、それだけ「御手洗」に最先端のものや人が集まってきていた証拠
・テレビもラジオもない時代は、時計店が据え付けた時計が地域の標準時計だった
・歴史の見える丘公園からは、御手洗や来島海峡、四国の山々が一望できる。向かいは愛媛県

       
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